療育方針

血流促進からひろがる療育

発達支援における重要キーワードは「神経」と「血流」だと近年いわれています。

いわゆる発達障害も神経発達症と呼ばれるようになっています。

つまり「神経」に働きかけることが支援のカギになります。

「神経」の発達を促すには、神経に酸素と栄養を運んでいる「血流」を促進することがカギとなります。

血流促進:ミスト入浴

当施設ではミスト入浴機を用いて心身に負担をかけず入浴いただけます。

入浴によって体の清潔を保つだけでなく、お湯の温かさで体を温め血流を促進することが可能です。

血流が良くなることで神経に必要な酸素と栄養がより運ばれるので神経を発達させる準備を整えます。

入浴をご利用になられない場合は、お体をさするなどで血流を促進します。

タッチケア

血流が活性化された体にやさしくタッチし、ご利用者様と一緒にそこに注意を向けることで、快適な感覚とともに緊張をゆるめ、心身を柔らかくすることを学んでいきます。繰り返し行うことで、体のコントロールの仕方を学べ、呼吸や排せつ等の生きる力を支えます。

5感刺激・5感遊び

上記の2つのケアにより神経が発達しやすい状況を整えた上で、音楽やにおい、レクリエーションなどで5感を刺激するような遊び・ワークを行っていきます。